日本には公営ギャンブルが沢山あります。

宝くじ、競艇、競輪、競馬、オートレース、toto、パチンコ・パチスロ

(※厳密にはパチンコ・パチスロは公営ギャンブルでは無く、あくまで遊技というくくりです)

これだけの公営ギャンブルがあるんですが、還元率ってそれぞれ全く違うんですよね。

還元率とは、使ったお金に対していくら戻ってきたかを指す数字です。

パチンコ・パチスロだと機械割とか出率とも言います。

例えば10000円使って、7000円戻ってきた場合、還元率は70%ということになります。

 

これを全国平均した数値をまとめました(2016年9月)。

公営ギャンブル還元率一覧

還元率(%)
宝くじ 46
競艇 75
競輪 75
オートレース 75
競馬 74
toto 50
パチンコ 85
パチスロ 97

 

宝くじの還元率が46%とかなり低いですね。

46%でも人気があるのは、1等の当せん金額が大きいといため還元率がわかりづらいというのが影響している気がします。

 

逆に最も良いのはパチスロの97%!!

これだけみると、パチスロすごい!宝くじなんてやめてこれからはパチスロだ!

って話になるかもしれませんが、ちょっとそういう単純な話では無いと思います。

投資金額も考慮すると微妙

今回まとめた還元率って単純に投資に対するリターンの割合なんですよね。

「いくらで何時間遊べたか」という事が考慮されていません。

例えば宝くじを2000円分買って、結果が2週間後に出るとしましょう。

そしてパチスロを週に2回行くとしましょう。

パチスロ1回に負ける金額は平均5000円負けるとします。

そうすると2週間後の平均収支は、宝くじは1000円負け、2万円負けることになります。

そう考えると500円で2週間遊べた(当たった時の妄想が出来た)宝くじは還元率には表れない価値があります。

 

年末ジャンボを家族全員分買って、発表の日まで当たった時に何に使うかみんなで盛り上がったりして、

発表の日は家族みんなで

「当たった!?」

「どうだった!?」

「おしかった~」

とドキドキする。

そんな家族だけの楽しみが数千円で出来る宝くじって価値がありますよね??

過度な投資で生活を圧迫するようなことは論外ですが、それぞれのギャンブルに存在意義があると思っています。

 

なんかまじめな感じになっちゃいましたが、ギャンブル=悪みたいになりがちだけど、

遊び方次第で大きく意味は変わって来るという事が言いたかったです。

 

 

刺激足りてる?byサミー

ではまた~


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